ロックリバーの矛盾

ハイディハイディリーローラスカル♪
という曲がかつてありまして。
あらいぐまラスカルってアニメのOP、「ロック・リバーへ」って曲。
お話のあらすじは、動物好きなスターリングという少年があらいぐまの赤ちゃん
と出会い、ラスカルと名付け、共に生活する、みたいな感じ。


で、まぁ、この曲を風呂場で鼻歌まじりに歌ってたわけ。
ふと、どうしても納得し難い矛盾に気付いてしまった。
「神様ありがとう、ボクに友達をくれて」
というフレーズがある。
ああ、ラスカルと出逢えてよかったよね、スターリング。
初めて友達が出来たんだね、なんて思ってたわけですよ。


で、曲の最後ね。
「ありがとう、ボクの友達、ラスカルに逢わせてくれて」
となる。


神様に感謝するのは、友達としてラスカルが出来たから。
でも、最後の「友達」は明らかにラスカルではない。
だって、「友達」のラスカルに、逢わせてくれたのは「別の友達」なワケだから。
つまり、この曲はわずかこの2フレーズの中で、「友達」という言葉に対して
ダブルキャストを敷いてるわけ。
しかも、神様に感謝する時には他に友達いなさそうなくせに。
最後では、ラスカルが「新たな友達」であることが提示されってコトか!
なんだよ、実は友達一杯いるんじゃないか、スターリング!


くっそお、なんか何十年も騙されてた気がする。。。
そしてそんなことを今更気付くなんて。orz
良く考えりゃ、作品中たくさん登場人物居るし。
ひとりぼっちなワケないわな。