煙草

割とヘビースモーカーである。
高校2年の頃に。
雀荘に出入りしていた同級生のメンツでさ。
皆煙草吸うから、なんとなく、で始めた。
その頃は、煙草を吸うことは、ある種のステイタスだったのかも知れない。
が、特にそういうモノを求めていたわけではなかった。
ただ、なんとなく、「そういうコトが出来る自分」に酔ったと思う。
その内、食後やイラついた時には何の気なしに吸うようになり。
成人式の後、家族に許され、家の中でも大っぴらに吸うようになった。


吸い始めの頃はキャビン・マイルドを吸っていた。
その後、ジョン・プレイヤーズ・スペシャルなんかを経て。
現在のセブン・スターに至る。
理由は簡単で。
当時は両親共にセブン・スターを吸っていたので。
切れた時の補給が容易だったのである。


今は両親共に大分軽い煙草になったけど。
まだセブン・スターが130円だった頃から、煙草のお使いはボクの仕事だった。
ちなみに、今でも時々行かされることがある。
「一個奢ってあげるから。」という母親の甘い一言に負けて。


しかし、これほど「百害合って一利なし」を地で行くモノも珍しい。
やめるに吝かではないのだが。
なんとなく続けている。
まぁ、きっと死ぬまでやめないんだろうなぁ。