記憶ついでに。

さて、あなたは朝家を出る時、右足から歩くだろうか?
それとも、左足から踏み出すだろうか?
普通は「覚えていない」が解答だろう。


人間の行動は概ね過去の経験によって確立される。
と思う。
例えば、読んだ本。
例えば、親の教え。


では、あなたの経験は誰かから得たものであろう。
つまり、周囲からの刺激あってのものなわけだ。
そして、人間の人生の連鎖、というものを考えるなら。
ソレは、全ての今を生きる人間が。
全ての今まで生きてきた人間により。
支配されているということになる。


これが、ボクの運命論の核である。
つまり、全ての行動が経験によるものであるならば
その行動は過去からの継承(反発とかも含めてね)
に拠る、と。
そして、過去からの継承はそのまた過去からの継承に
なるわけだから、そもそもの始まりからの記憶が。
現在の全ての人間の行動を決定していると思える。


だからなんだ、というわけじゃない。
決まっているから何をしてもいいわけじゃない。
ただ、そうなるのはしょうがない。
結果はしょうがないと諦めろ。
ただし、結果が出るまでは決して諦めるな。
ソレが信条である。


未来は常に一本道なんであろう。
しかし、人間がそこに絶望する必要は全く無い。
希望があるからこそ、記憶は受け継がれるのだ、と。
そう感じよう。




支離滅裂?