Coquelicot

コクリコ、好きです。
動物好きキャラはあんま好きじゃないんですが。
なんつーの?
萌え要素を動物に依存してる、みたいな。
そういうの、好きじゃなくて。
でも、この娘は別だね。うん。


サクラ大戦花組のメンバーは、一応全員花関連の名前ってコトで。
コクリコはそのまま「ひなげし*1」って花の名前です。
巴里歌劇団なので、もちろんフランス語ですが。


で、彼女はベトナム系なんですね。
なんでフランスの話にベトナム系が出てくるかっつーと。
もともと、ベトナムってのは中国の支配下(っていうと語弊あるかも。)で。
まぁ、正確には中国を宗主国と仰いでた訳なんですね。
で、ソレが清の時代に、清仏戦争ってのに中国が負けて、ベトナムは割譲
って感じで仏領インドシナ連邦ってのの一角となったわけですよ。
これが大体1884年くらいのお話。
で、サクラ大戦は大正年間(1912〜1926)をパクって「太正年間」としており。
そうなると、ベトナムは既にフランス領なわけですよ。


「コクリコ」はさっきも言いましたがフランス語です。
そうすると、もしかすると彼女にはベトナム系の名前もあるのかもしれません。
グエン・ヴァン・なんちゃらとかそういうの。(←思い込み)
そこまで考えて、「いや、彼女はコクリコで良い。」という結論に達しました。
物語のバックグラウンドを考察するのは楽しいけれど、知識が有害であること
っていうのは確かにある。(^^;
萌えという話をするなら、彼女は「コクリコ」で十分だ。
ソレ以外を追求することは止そう。そうしよう。
意味ない話でごめんなさい。

*1:雛罌粟、虞美人草とも