豊かさ。
晩飯の大根の味噌汁を飲みながら考える。
例えどんなにお金持ちになって、世界中の美味しいモノ食べたとしても。
それでもやっぱり自宅の味噌汁って美味いと感じるだろう。
かつて、アレクサンドラ・レヴァインは
「他人の為に祈るってな豊かなもんだな。」
と彼の弟、ラファエルに語った。
また、コレは繭ちゃんセンセが語って居たが。
どうか幸せになって欲しい、との願いは、自らのエゴを含む。
例えば「キミの為なら死ねる」なんて台詞にしたってさ。
キミの為に死ぬ自分が気持ち良いから出てくる言葉であって。
人間の幸福感や豊かさというものは、もしかしたら孤独なものかも知れない。
そう。常に自己満足が絡んでしまうものなのではないか、と。
だから奇跡を信じて居たい。
喩えソレが勘違いや思い込みかも知れなくても。
皆が幸せな瞬間を持って居たい、と。
キミの幸せとボクの幸せが重なる日が来るように、と。
想い続けられる自分で居なくては。
そして、想い続けている間は、きっと音楽をやってるコトだろう。な。