東京の地下

今、文庫化された「帝都東京・隠された地下網の秘密」って本を読んでる。
これ、続編もあるらしい。
著者のHPを尋ねると、色々地下を調べてる話が書いてもある。


村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」という本の中で。
地下には「やみくろ」っていう生き物がはびこっていて。
暗い地下の世界は、人間が思っているよりもずっと広い、という話があった。
コレは人間の意識と無意識みたいなものを象徴しているお話だと今でも思ってるけれど。


もしも現実に。
東京の地下にはボク等が全く知らない世界が広がってるとしたら。
まさに常識が足元から掬われることになる。
新築されたハズの地下鉄の線路の壁がやけに古めかしい。
確かにソレはボクも思っていたことの一つ、なんだよねー。