小・確・幸

小さいけれども確かな幸せ*1
そういうものは確かにある。
そして、できるだけ多い方が人生は豊かだと思う。


簡単な例で行くと、鰻。
鰻は幼少の頃から好物である。
この場合の小確幸の定義には二つ存在すると思う。


1.鰻が大好きだ。
 だから、鰻であればなんでも美味しいし、幸せだ。
2.特定の店の鰻が好きだ。
 だから、この店の鰻を食えればとても幸せだ。


ボクの場合は2.のパターんで、どこの鰻でもいいってわけじゃない。
近所の「豊松」というところの鰻だ。


うな重が千五百円。
物凄く高価なわけじゃない。
これよりも高価なうな重なんて全国どこにでもあるだろう。
けど、ここの鰻じゃなきゃイヤなんです。
だから、食べる時には至福の一時を得られる。
もちろん1.のパターンの人はダメだ、というんじゃありません。
人それぞれ、確かな幸せの在りようは違うでしょうからね。


他人には理解して貰えなくてもいい。
ボクはそれだけで幸せだ、というその確信。
それが大事だと言っているのです。


だから、今日はとても幸せだった。
ありがと。

*1:概念の提唱者は村上春樹